うさぎ野原の保育園とうさぎ第2保育園は、保育園の質を高めるために日夜努力しています。
11月30日の研修では、保育の質を測る「保育環境評価スケール」のことを勉強しました。
保育環境評価スケールとは、保育の質を測るものさし 。米国生まれの「保育環境評価スケール」は 「保育の質」を客観的に測る物差しとして米国で開発され、英国やシンガポールなど世界各地で使われている。
たとえば、お母さんの愛情を評価し数値化するって考えたことないですよね・・・。
保育も同じように数値化できないもの、と思っていました。
が、
客観的に保育を数値化するという試みは、たくさんの保育園が乱立する今、大事かもしれないと思いました。
そして、うさぎ野原の保育園とうさぎ第2保育園は、客観的により良い保育を求めていこうとした時、必要かもしれないと思いました。
子どもの主体性を尊重して活動の支援を行うスキル、
子どもの社会性の発達を支援するスキル、
子どもの認知的発達を支援するスキル
の 3 つのスキルが必要である。
また、保育者は明るく、ポジティブな態度で子どもとかかわること、
物事を肯定的にとらえ、
子どもとともに考えより良くして行こうとする態度が必要である。
ということも改めて確認した研修でした。
11月28日の研修では、岡真裕美さんが講師としておいでになりました。
岡真裕美 プロフィール
大阪大学大学院人間科学研究科安全行動学研究分野特任研究員
子ども安全講師
2012年4月、茨木市の川をジョギング中の夫が、川遊び中に溺れていた見ず知らずの小中学生の救助にあたり、中学生男子生徒とともに亡くなる。なぜ子どもたちが川へ入ったのか、なぜ子どもの事故が毎日のように起こるのか、事故は防げなかったのか…様々な思いが募り、翌年大学院へ入学、「子どもの安全」について研究。以来、各地で「子どもの安全」について精力的に講師や講演活動を行う。
10年前のご主人の事故はテレビのニュース番組で知っていましたが、その後、岡真裕美さんが悲しみを乗り越えて、講演会活動をするまでの社会的存在になっていたのには、驚きと尊敬の念が湧いてきました。
たくさんの情報をいただいた3日間の研修でした。